こかぶ生産者 ホワイトボール部会 鈴木 孝一 氏

更新日:2022年09月29日

生産者の声 -インタビュー-[こかぶ]

ホワイトボール部会 鈴木 孝一 氏

みかんやお茶が置かれた縁側で、鈴木 孝一氏とご家族の方2名がくつろいでいる写真

こかぶ(250アール)をメインに、採種カボチャ(50アール程度)・採種ピーマン(100坪)・水稲(100アール)の生産を行っています。こかぶの生産に携わって18年くらいですが、1日に出荷できる量には限りがあるので、こまめに計画的に播種しています。また、根こぶ病にかかりやすい時期などもありましたが、品種改良やトンネル・ハウス栽培技術の発達などにより、今では年間を通して品質のよい作物を安定して出荷できるようになっています。採種生産については、交配時期に作業が集中するため、労働力の確保や指導に苦労しています。

傷んだ葉を取り除き、品質や大きさ別に分けている女性が出荷準備をしている写真

消費者が野菜の見た目を気にし過ぎるため、農家は農薬(殺虫剤など)を使用せざるを得ないのが現状です。こかぶについては、夏場でも網状のトンネルを使用するなどして、薬量を減らす努力もしています。しかし、逆に無農薬生産の野菜でも、美しすぎて消費者から嫌われることもあります。良い畑からは良い作物がとれるのですから、作物の見た目ばかり重視せずに、おいしい野菜を食べて欲しいと思います。

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