千両の生産過程

更新日:2022年09月29日

農産物の生産過程をご紹介します[千両]

1.は種作業

畑が竹スで囲まれている写真

普通の畑と違い、細い竹で作ったスノコ(竹ス)で畑を覆い、直射日光が当らないように半日陰にします。2月頃には種、翌年5月に定植し、収穫できるのは定植後3年目からとなります。

2.生育

赤い実をつけ枝吊りされた千両が沢山置かれている写真

細胞密度を増すための肥料設計や枝の整理・芽カキ各枝ごとの枝吊り等を行います。夏の高温と7月の開花時は注意が必要となります。また、永年作物なので特に病気に注意し、圃場ごとに長靴を替えながら作業を行います。

3.収穫・出荷

青いビニールシートの上に収穫された千両が置かれ、作業者たちが作業を行っている写真

11月下旬ごろから収穫が始まります。定植後3年目より出荷となる品を鎌付といいます。(昔、鎌を使って収穫していたため、「鎌を付ける」ことに由来します)その後、初盛り、本盛りとなり、収穫が最盛期を迎えます。根元よりハサミで切り収穫を行います。この時、実のついていない木が翌年収穫用のものとなります。収穫後、実の状態・枝振りにより等級分けし東北・東京・京都と広範囲に出荷しています。

白い包み紙に巻かれた千両を持っている男性の写真

千両を使ったフラワーアレンジメント

千両を用いて作られたリースの写真
籠に生けられた千両の写真
複数の緑の葉と赤い実が扇状に束ねられた千両を使ったフラワーアレンジメントの写真

この記事に関するお問い合わせ先

まちづくり課 農政係
〒289-0692 千葉県香取郡東庄町笹川い4713-131
電話番号:0478-86-6076
ファックス番号:0478-86-4051