橋梁の長寿命化修繕計画について

町の管理する橋梁は、今後、老朽化が進み、架け替え等更新時期を一斉に迎えることが
予想されます。大きな財政負担が集中して生じないよう、また、道路交通の安全性を確保
するため従来の事後保全型管理から予防保全型の管理に転換していくこと、計画的に
保全を進めていくことが必要です。これにより橋梁の長寿命化と財政負担の平準化および
コストの縮減が可能となります。
 このように長寿命化を図り計画的に修繕を実施するための計画を「長寿命化修繕計画」と
いいます。
 町では、平成22年度に「橋梁長寿命化修繕計画」を策定し、以降5年毎に計画の見直しを
行っています。
 令和2年度に3巡目の修繕計画を策定しましたが、「道路メンテナンス事業補助要綱」
（国土交通省）が令和3年3月30日付で改正されたため、これを受けて3巡目の修繕計画に、
「新技術方針」「費用の縮減に関する方針」の事項を追加しました。
 なお、橋梁長寿命化修繕計画の対象としている橋梁は、維持工事の範囲内で早期に対応が
難しい橋長4メートル以上の42橋を対象としています。