大気中の微小粒子状物質(PM2.5)について

更新日:2023年06月27日

PM2.5とは

大気中に浮遊している2.5マイクロメートル(1マイクロメートルは1ミリメートルの1千分の1)以下の小さな粒子のことで、従来から環境基準を定めて対策を進めてきた10マイクロメートル以下の粒子である浮遊粒子状物質(SPM)よりも小さな粒子です。
PM2.5は非常に小さいため(髪の毛の太さの1/30程度)、肺の奥深くまで入りやすく、肺がん、呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が懸念されています。

注意喚起について

千葉県では、微小粒子状物資(PM2.5)による大気汚染への対応について、国の暫定指針に基づき、3月12日から、毎日午前5時、6時、7時のPM2.5濃度が1時間当たり85マイクログラム/立方メートルを超えた場合、PM2.5の1日平均濃度が国の基準値である70マイクログラム/立方メートルを超えるおそれが高いと判断し、県内全域に当日午前9時をめどに注意喚起を行います。

この注意喚起は、県内で、PM2.5の濃度を観測する29の観測局のうち、2局以上で1時間当たり85マイクログラム/立方メートルを超えた場合発令されます。

ちば大気環境メール

4月以降の本格運用を目指して試験運用を行っています。登録方法は下記リンクをご覧ください。

町の対応

町では、千葉県から注意喚起が発令され次第、防災無線で放送しお知らせします。

注意喚起の情報提供がされた場合

その日の体調にあわせて必要に応じ、以下の対応をとることをお勧めします。
呼吸器系、循環器系疾患のある方、小児、高齢者は慎重な行動をお勧めします。

  • 不要不急の外出を控える。
  • 屋外での長時間にわたる激しい運動をできるだけ減らす。
  • 外出時には適切にマスクを着用する。

また、粒子を屋内に持ち込まないためには、以下の対応も有効かと思われます。

  • 屋内の換気は必要最小限にする。
  • 洗濯物を室内に干す。
  • 空気清浄機を使う。(ただし、効果がある機種であるかはメーカーに御確認ください。)

千葉県の最新大気環境情報

千葉県内の大気環境測定データ等を、24時間情報提供しているサイトです。

東庄町に近い観測局は、香取羽根川(香取市(注意)旧小見川町役場)です。
微小粒子状物質(PM2.5)の測定結果

この記事に関するお問い合わせ先

町民課 生活環境係
〒289-0692 千葉県香取郡東庄町笹川い4713-131
電話番号:0478-86-6072
ファックス番号:0478-86-4051