農地を次世代に引き継ぐために
農業経営基盤の強化の促進に関する計画(地域計画)
地域計画と目標地図
地域計画とは、農業経営基盤強化法改正に伴い「協議の場」の結果を踏まえて市町村が作成するもので、地域農業の将来のあり方を示す計画であり、特に「目標地図」の作成は法で義務付けられています。
目標地図は、10年後の地域農業の設計図として農業を担う者ごとに利用する農地が示されます。耕作している農業者の見直しは随時おこない完成度を高めていきます。
農地の集積から集約へ
これまでは、農地を所有したり借り入れたりすることで利用面積を増やすこと(集積)が推奨されていました。今後は、分散している農地の利用権を交換するなどして農地の配置を整理し作業効率を高めていくこと(集約)に重点が置かれます。

【地域計画目標地図のイメージ】
現状の問題点
- 水田から水田への移動が多く非効率
- 農機具の運搬や積み下ろしに伴う事故のリスク
- 水田地域内の農道が狭く車両等のすれ違いが困難
課題の解決
すべて話し合いのもとに、所有者と耕作者の納得と合意を得ながら集約を進めていきます。
集約後の対応
香取農業事務所の普及指導員と町職員で、借入地が適正に管理されているか定期的に巡回をおこないます。管理不十分と認められた場合は指導をおこないます。
この記事に関するお問い合わせ先
〒289-0692 千葉県香取郡東庄町笹川い4713-131
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更新日:2025年09月10日