日本文化体験(1日目)【3年生】
日本文化体験(1日目)を、令和7年10月2日に実施しました。例年3日間の開催でしたが、本年度は、2日間の開催となりました。この学習は、総合的な学習の時間の取組であり、日本独自の文化や風習について、長年経験を積んでこられた講師の先生の御指導のもとで体験を通して学び、理解を深めることをねらいとしています。
日本には、その長い歴史の中ではぐまれてきた、多様な文化があります。日本発祥のものがあれば、外国の影響を受けたものもあります。日本文化を代表する言葉には、「和」があります。「和」が付く言葉には、和食、和服、和歌、和室、和楽器等のように多くのものがあります。その中の和食に焦点を当ててみると、和食は日本で収穫できる四季折々の旬の食材を用い、だしと発酵調味料を使った繊細な味わいが特徴で、食事のマナーや器、箸の扱い方なども特徴的です。ユネスコ無形文化財に登録されています。
農林水産省のHPには、「和食」が次のように紹介されています。「ユネスコに提出された提案書では、ユネスコ無形文化財に登録された『和食』は単に料理を指すのではなく、『自然の尊重』を基本精神とした『職の生産から消費までの技能や知識、実践、伝統に関わる社会慣習』です。具体的には、自然の恵みを余すところなく使い、季節の移ろいを大切にし、自然のなかに存在する神を行事食でもてなし、共食することです。共食を通じて家族や地域コミュニティの絆も深まり、アイデンティティの醸成につながります。『いただきます』『御馳走様でした』という食前食後の挨拶や「もったいない」という精神も「和食」の文化です。」
このように多数ある日本文化のうち、日本文化体験では、華道、日本舞踊、弓道、囲碁、将棋、武道、箏、書道、和菓子作り、茶道の10のコースを設定し、生徒たちは、この中から体験したいものを選択しました。
10月2日は、初日ということもあり、それぞれの文化を垣間見ることが、精一杯だったのではなかったかと思います。明日は2日目になります。文字や映像では得られないものを体験により感じ取ってもらいたいと思います。
御多用の中、講師を務めていただきました地域の皆様に感謝申し上げます。また、明日もよろしくお願いいたします。
茶道
日本舞踊
弓道
華道
箏
書道
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東庄中学校
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更新日:2025年10月02日