作付け準備

更新日:2022年09月29日

農産物の生産過程をご紹介します[こかぶ]

1.土作り

小屋のような屋根のある建物の下に大量の堆肥が置かれている写真

良いコカブを長く作り続けるためには、畑の土をコカブの生育に適した状態に保つことが大切です。そのためには、畑に稲わらなどを腐らせた堆肥を入れています。堆肥の入った畑で育つコカブは、病気の発生が少なく、白くきめ細かな肌になります。

2.かん水(畑への水かけ)

奥まで続く長いビニールハウスの中が、育ったコカブの緑の葉っぱで埋め尽くされている写真

畑の土が乾いていては、芽の出が悪く、そろいの良いコカブの収穫が望めません。かん水用の水は、東総用水事業により利根川から引き入れています。かん水は、種まき前やコカブの生育中、土の乾き具合をみながら行います。

3.肥料の散布

長靴を履き青いバケツを持った女性が畑に肥料を散布している写真

植物が育つためには、チッソやリン酸、カリといった養分を土から取ることが必要です。コカブをたくさんとるためには、堆肥とともに肥料を入れ、不足する養分を補給します。肥料は、有機質肥料が多く使われます。有機質肥料は、養分がゆっくりコカブに吸われることから、品質が安定します。

4.畑の耕うん

トラクターで畑を耕している写真

5.まき床(まきどこ)

地面が平らに整備された畑の写真

まいた種の芽や生育をそろえるために、種をまく地面を平らにならします。こうすると、まいた種の深さが一定になります。また、種をまく場所はあらかじめ一定の幅で決めておき、この場所を「まき床」といいます。「まき床」と「まき床」の間には通路を取り、トンネル掛けなど、種まき後の仕事をしやすくしています。幅は、まき床が130センチメートル、通路が60センチメートルくらいです。

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