作付け準備
農産物の生産過程をご紹介します[こかぶ]
1.土作り

良いコカブを長く作り続けるためには、畑の土をコカブの生育に適した状態に保つことが大切です。そのためには、畑に稲わらなどを腐らせた堆肥を入れています。堆肥の入った畑で育つコカブは、病気の発生が少なく、白くきめ細かな肌になります。
2.かん水(畑への水かけ)

畑の土が乾いていては、芽の出が悪く、そろいの良いコカブの収穫が望めません。かん水用の水は、東総用水事業により利根川から引き入れています。かん水は、種まき前やコカブの生育中、土の乾き具合をみながら行います。
3.肥料の散布

植物が育つためには、チッソやリン酸、カリといった養分を土から取ることが必要です。コカブをたくさんとるためには、堆肥とともに肥料を入れ、不足する養分を補給します。肥料は、有機質肥料が多く使われます。有機質肥料は、養分がゆっくりコカブに吸われることから、品質が安定します。
4.畑の耕うん

5.まき床(まきどこ)

まいた種の芽や生育をそろえるために、種をまく地面を平らにならします。こうすると、まいた種の深さが一定になります。また、種をまく場所はあらかじめ一定の幅で決めておき、この場所を「まき床」といいます。「まき床」と「まき床」の間には通路を取り、トンネル掛けなど、種まき後の仕事をしやすくしています。幅は、まき床が130センチメートル、通路が60センチメートルくらいです。
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更新日:2022年09月29日